Sep 24, 2019
稲葉高志個展 "意図と法則と偶然" (時間の夢を見た後) | INABA, Takashi solo exhibition "Idea and principle and fortuity" (After I had a dream about time.)
稲葉高志個展
"意図と法則と偶然"
(時間の夢を見た後)
[会期]
2019年10月23日(水)〜11月3日(日)
水〜金17:00〜22:30
土・日・祝13:00〜18:00
※月・火 休廊
[会場]
pad GALLERY
〒530-0027 大阪市北区堂山町5-17 数寄ビル
http://pad-gallery.com/
パッドギャラリーへの道順
http://pad-gallery.wixsite.com/padgallery/contact
[Statement]
2014年以来「時間」をテーマにした【時の積層 / Layers of time 意図と法則と偶然】というタイトルシリーズ個展をしてきましたが今回から【時の積層 / Layers of time】を無くしました。その理由はサブタイトルにあるように2019年のMI Galleryとpad GALLERYの個展の作品を制作し始める直前に『時間の夢を見た』からです。その夢を見て積層するのは事象(出来事)であって時間は積層しないのではないかという考えに至ったからです。時間はあくまでも事象を把握するための定規のようなものであり、事象が完全に止まっている状態、原子も電子も素粒子も何もかもが静止した状態(そのような状態はあり得ない、もしくはそのような状態に我々は存在できないでしょうが。)では時間はないのではないか。しかしその事象を観察する自分自身が常に変化し続けているので必然的に時間として認識しているのではないか。そういう考えに至ったため、今回から作品タイトルもサイン時の年月日時分の数字だけにしました。
ただ作品には幾つもの事象または行為が含まれています。 私の鏡の作品で言うと樹脂を垂らす, 硬化させ更に樹脂を垂らす、鏡面にする、塗装する等など。 それらの積み重ねによってこれらの作品は存在し, 今まさに作品に反射して届いた光によって見えています。更に遡れば宇宙誕生から物質が現れ, 様々な種類の元素が出来, 様々な化学反応の結果,生物が誕生し, 様々な淘汰と進化の後に人間が誕生し, 様々な知識を獲得してそれを応用することによってこれらのものはここに存在しています。そのため、そのことを表しているタイトル「意図と法則と偶然」は今まで通り残しています。
2019年10月
稲葉高志http://www.takashi-inaba.com
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INABA, Takashi solo exhibition
"Idea and principle and fortuity"
(After I had a dream about time.)
[Date]
10/23 (Wed) - 11/3 (Sun), 2019
Wed.,-Fri., 17:00-22:30
Sat., Sun., Holiday 13:00-18:00
* Closed on Monday and Tuesday
[Venue]
pad GALLERY
CEQUI Bldg, 5-17 Doyama-cho, Kita-ku, Osaka, 530-0027, Japan
http://pad-gallery.com/
Directions to pad gallery
http://pad-gallery.wixsite.com/padgallery/contact
INABA, Takashi website http://www.takashi-inaba.com
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